自治体向けスマートロック「RemoteLOCK」実証実験│構造計画研究所と白岡市

画像:株式会社構造計画研究所/PR TIMESより引用

株式会社構造計画研究所は2024年4月25日、米RemoteLock社が開発し同社が国内提供するWi-Fi通信型暗証番号式スマートロック「RemoteLOCK 8j」による公共施設管理のスマート化実証実験を、埼玉県白岡市とともに実施しました。

学校体育館など公共施設の運営は、市民文化やスポーツ振興において重要な役割を果たす業務です。しかしながら、白岡市では多くの利用者が申込を希望するいっぽうで、その管理は職員の手により行われており、業務の効率化が求められていました。

構造計画研究所による実験は、こうした白岡市の抱える課題に対して、テクノロジーで解決を目指すものです。具体的には、同社が提供する「RemoteLOCK 8j」城岡市内の学校体育施設にて試験導入し、業務効率化を検証するというもの。「RemoteLOCK 8j」による、従来の物理鍵をなくした運用管理、利用者単位での個別暗号鍵の発行、暗号鍵使用履歴の自動化記録などを試み、従来の職員の手による管理の効率化を図るものです。

実験は2024年1月より行われましたが、白岡市は鍵の管理や紛失の軽減、解錠施錠の記録自動化、管理者利用者双方の利便性などを評価しました。白岡市は、実験で得られた知見を踏まえて、公共施設管理運営の更なる効率化の検討を発表。構造計画研究所も公共施設管理のスマート化を提案し、より良い社会の構築を目指すと発表しました。

参照埼玉県初!白岡市、スマートロック「RemoteLOCK」を用いた実証実験で学校体育施設の有効活用を検証