ウェイモがUPS社と自動運転による配送実験をスタート

画像:Waymoより

グーグル子会社の「Waymo」は2020年3月までに、米国アリゾナ州で大手配送業者「United Parcel Service of America(UPS)」社と提携し、自動運転車による配送実験を実施する方針を明らかにしました。

両社は自動運転機能を搭載させたクライスラーのミニバンで、フェニックスのUPS拠点~テンペにある配送業者の店舗へ配送すると公表。数週間内に実験を開始し、自動運転車が顧客サービスと業務効率ネットワークにどのような影響を与えるか、検証すると語っています。

業界トップを走るWaymo

Waymoは自動運転技術において、世界トップを走る企業です。2009年より自動運転の技術開発を進めており、これまでカリフォルニアやミシガン・テキサスなど、複数の州で実証実験を繰り返しています。

さらに2018年には、アメリカ初の商用自動運転サービス「Waymo One」をスタート。2019年に入ってからは、ドライバーなしの運転サービスまで展開しており、多くの期待が寄せられています。

参照自動運転技術開発のWaymo、自動運転車による郵便物の配送を開始/Yahoo!ニュース