AIロボット「ugo Pro」がビックカメラで実証実験│ugo株式会社

画像:ugo株式会社より引用

ugo株式会社は2026年6月25日、ビックカメラと連携し、ビックカメラ池袋西口IT tower店でAIロボット「ugo Pro」を活用した案内業務の実証実験を開始したと発表しました。

同社が導入したAIロボット「ugo」は、遠隔操作とAIによる自律制御を組み合わせたハイブリッド制御型の機体です。オフィスビルや商業施設の巡回・監視、設備点検、駅や店舗での対話型案内などでの運用実績を持ち、今回の実証では、エンタメエリアで来店客を検知して挨拶や声掛けを行い、子ども向け商品を案内するほか、会話を通じて来店目的や同行者構成などの顧客インサイトを収集します。また、4階フロアを自律走行しながら、PRや販促、リアルタイムの店内アナウンスも担う方針です。

実験の背景には小売業を取り巻く人手不足問題が影響しています。同社によると、売り場に販売員を常時配置することが難しくなっている反面、商品の場所や使い方など質問など、来店客のニーズに応じる必要が生じていました。同社によると、AIロボットの導入により、販売員の負担軽減や接客の省人化が期待されるほか、多言語での自動応対により、国内外から訪れる幅広い来店客への対応力向上につながる可能性が期待されています。

ugoは今回の実証結果をもとに、商業施設における人手不足対応やロボット活用の有効性を検証し、今後の展開につなげる方針です。単なる案内ロボットにとどまらず、来店客との会話から得られるデータを店舗運営や製品開発に活用できれば、接客、販促、マーケティングを横断する新たな店舗支援ツールとしての役割も見込まれます。実店舗におけるフィジカルAIの社会実装に向けた取り組みとして、今後の成果が注目される。

参照AIロボット「ugo Pro」による案内業務の実証実験をビックカメラ池袋西口IT tower店にて開始|ugo株式会社