羽田空港の管理運営を行う日本空港ビルディング株式会社は、新たに「Haneda Robotics Lab(ハネダロボティクスラボ)」を設置し、羽田空港においてロボット技術の検証を目的とした実験導入プログラム「羽田空港ロボット実験プロジェクト2016」の実施を決定しました。
プロジェクト概要
実験プロジェクト実施にあたり、2016年9月20日より第1期参加事業者の公募がスタート。
本プロジェクトでは、経済産業省「ロボット導入実証事業」を活用し、政府が進める「改革2020」プロジェクトの実現に向けた取り組みの一つとして、国土交通省及び経済産業省との連携で行われます。
背景と目的
2020年に向けサービス品質や利用者満足度の向上を目標に掲げる羽田空港において、労働生産人口の減少は大きな不安材料です。
その解決策として同社ではロボット技術の活用を提案し、これまでにも各種ロボットの導入や実証実験を積極的に行っており、2015年9月からは、CYBERDYNE株式会社の装着型ロボットスーツHAL(ハル)作業支援用腰タイプを空港内における作業補助として活用しています。
今回のロボット実験プロジェクトを通して、ロボットの技術面・法規面での課題が洗い出され、広く知見が共有されることで、日本社会におけるロボットテクノロジーの普及に貢献することを目的としています。
公募要項
- 募集期間
2016年9月20日(火)~10月13日(木) - 実験期間
2016年11月初旬~2017年1月末日(予定) - 募集カテゴリ
・案内
・移動支援
・清掃 - 実証実験場所
羽田空港国内線第2ターミナル南側出発ロビー(予定) - 公式HP▷https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/hanedaroboticslab/
東京オリンピックに向けての技術革新
2020年という目標は、日本において様々なシーンで期限に設定されています。
東京オリンピックが開催されるこの年に、日本ではどのような技術が導入され、人々の暮らしをサポートしているのでしょうか。
今から楽しみですね!