自律移動ロボットSQ-2、札幌駅地下通路チ・カ・ホで実証実験

画像:PR TIMES(SEQSENSE株式会社)より引用

SEQSENSE株式会社は2024年11月25日、チュウケイ株式会社の協力のもと、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)にて自律移動型警備ロボット「SQ-2」を使用した実証実験の開始を発表しました。

実験は、チ・カ・ホ内の通行可能エリアをSQ-2が巡回し、ロボットを活用した警備業務の効果や、有人警備の代替可能性を検証する目的で行われます。内容は、通行可能エリアを1時間毎に巡回する①通行可能時間の警備巡回業務に加えて、「歩きスマホ」などの問題行動を検出し音声でアナウンスする②音声アナウンス機能を用いた注意喚起、早朝深夜など閉鎖時間帯の異常を検出する③深夜の異常監視の3種です。対象期間は2024月11日25日〜2024年12月8日で、警備員伴走のもと、繰り返し行われます。

SQ-2は、自律移動技術を駆使し、巡回や立哨業務を行う、既に複数の施設で警備業務に導入されている警備ロボットです。複数のアルゴリズムに加えて独自の3D LiDARを搭載し、警備対象エリアの詳細な3次元マッピングや動体検知、環境の変化検出を可能としています。また、定期的な遠隔アップデートによって常に最新機能を利用できる仕様で、新機能の追加や不具合の解消、セキュリティ面対策などが期待されています。

参照札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)にて警備ロボット「SQ-2」による実証実験を実施