400キロのリンゴをドローンで空輸、石川県珠洲市でKDDIなどが実現

画像:KDDIスマートドローン株式会社より引用

KDDIスマートドローン株式会社とKDDI株式会社は2024年11月7日、能登豪雨による道路が寸断された果樹園にて収穫されたリンゴ400kgを大型ドローンで漁港まで空輸したと発表しました。

KDDI社は石川県と「創造的復興の実現に向けた包括連携協定」を締結しており、今回の空輸支援はその一環として行われたものです。現場となったのは石川県珠洲市にある丹保果樹園で、最大30kgの空輸に対応したDJI社製の大型ドローン「Fly Cart 30」を往復させることで、特産品のリンゴ「秋星」約400kgを約1.2km離れた漁港まで輸送しました。

ドローン空輸の大半、数キロ~数十キロ程度の小規模なものが多数を占めていますが、今回は400kgもの貨物を空輸しました。実用的な空輸の成果を受け、関係者は今後も災害時の出荷方法として、ドローン活用を検討する考えを示しました。

参照石川県珠洲市でドローンによるりんご出荷支援を実施~ 能登豪雨による道路寸断の中、石川県特産の「秋星」約400㎏を輸送 ~