人工知能とキャラボイスでエスカレーター「歩かず乗る」を呼びかけ│JR東日本

画像:東日本旅客鉄道株式会社より引用

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は2024年10月16日、埼玉県のJR大宮駅のエスカレーターにて人工知能を活用した利用案内実証実験を開始すると発表しました。

JR東日本ではエレベーターの事故を減らすため「歩かずに止まって乗る」利用方法を呼び掛けています。ところが、歩きながら乗る利用者は未だ多く、より効果的な啓発を行うために人工知能による実証実験を決定しました。

実験の内容は、AIがカメラ映像を通してエスカレーターの利用スタイルを検出し、歩いている人物に注意を呼び掛けるという内容です。音声には東北のイメージキャラクター、ずんだもんの音声ソフト「VOICEVOX ずんだもん」を採用。親しみやすいボイスで注意を呼び掛けることにより、正しい利用を促す意図と見られます。

実験は 大宮駅の埼京・川越線ホームの北側エスカレーターで実施されます。期間は2024年10月28日~2024年12月4日で、同社は実証実験の結果を、今後の取組み拡大に活用するとしています。

参照大宮駅でエスカレーター安全利用促進の実証実験を行います