台東区が上野エリアで2種類のグリーンスローモビリティを実証実験

画像:台東区より引用

東京都台東区は2024年9月4日、区内上野エリアの新たな移動手段を模索するため、低速EVのグリーンスローモビリティを活用した実証実験を開始しました。

日本政府が定義するグリーンスローモビリティとは、時速20km未満で公道を走ることができる電動車(EV車)による移動サービスや車両です。低炭素社会の実現やサスナビリティの観点から急速に導入検証が進んでいる技術のひとつで、地方や都市部で複数の実験が繰り返されています。

台東区での実験に使用される車両は、NAO-6J(TAJIMA)とeCOM-4(Thinktogether)の2つのタイプの小型電気自動車です。NAO-6Jは全長4050ミリメートルかつ定員6名、eCOM-4は全長4630ミリメートルかつ定員7名と小型で、いずれも電気を動力に、時速20キロ未満で走行することが可能です。

実証実験は台東区の竹の台広場から、上野駅公園口、鶯谷駅や寛永寺、東京国立博物館などを巡るルートで運行されます。ルートはいずれも1周約1時間15分程度で、1日6便を予定。2024年9月4日~2024年9月15日まで、無料で行うとしています。

なお、台東区では2024年の秋以降、谷中地区でも同様の実験を予定しています。

参照グリーンスローモビリティの実証実験
参照グリーンスローモビリティとは