画像:西日本旅客鉄道株式会社より引用
西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は2024年8月2日、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)、近畿日本鉄道株式会社(近鉄)とともに3社が電車を乗り入れる京都駅にてQRコードを利用したAI 案内システム「ユーザデバイス操作型AI案内システム」実証実験を発表しました。
JR西日本によると3社は増加傾向にある京都駅の乗降客数に対応するため、駅員に代わり案外業務を遂行できるAI案内システムを共同開発しました。同社らが開発したAI案内システムは、利用者がポスターや設置された端末に表示されるQRコードを自身のスマートフォンで読み取ることで、AI案内システムを操作できるよう設計されています。
入力は日本語や英語、中国語、韓国語などで、回答は日本語または英語に対応とのこと。スマートフォン上で操作するため、システム設置場所の混雑を避けられ、多くの利用者が快適に利用できることが期待されています。
3社によると、実証実験は2024年8月6日~2024年12月6日に実施されます。得られたデータは、今後のAI機能向上や案内業務の改善に利用されるものと見られます。
参照JR 西日本と JR 東海、近鉄が京都駅にて「ユーザデバイス操作型(QR コード読取式)AI 案内システム」の共同実証実験を実施