画像:一般社団法人MASCより引用
航空宇宙産業などを推進する一般社団法人MASCは2024年7月、今後の実証実験に用いる「空飛ぶクルマ」として、中国系ドローン法人AutoFlightのeVTOL「V2000CG」を購入したと発表しました。
団体が購入したV2000CGは、全長11.5メートル×横幅15メートルほどの大型機です。上昇や下降を担うプロペラと水平方向への移動を担う合計13のプロペラを持ち、予め設定されたルートに従い、時速162キロの高速自動航行に対応。さらに約350キロの貨物を積み込む能力を有した機体です。
団体は購入したV2000CGを過疎地での物流配送などを想定した、実証実験に用いるとしています。また、人が搭乗できるドローンを用いた、瀬戸内海周辺の遊覧飛行も計画しているとのこと。2028年の事業化を目指すとしています。
参照「空飛ぶクルマ」実証実験用の新型機を報道公開 岡南飛行場|NHK 岡山県のニュース/MASC(X)

