画像:Pudu Robotics Japan 株式会社より引用
中国Pudu Robotics社の日本法人であるPudu Robotics Japan株式会社(PUDU)はこのほど、同社初の産業用自動配送ロボット「PUDU T300」をグローバル市場にて2024年7月より出荷すると発表しました。
「PUDU T300」は、PUDUが工場など製造現場での活用を前提とした、産業用のロボットです。測位システムに、マーカーなしでのナビゲーションを可能にする「PUDU VSLAM+テクノロジー」を搭載し、設備の再構築や用地の改造を必要としない低コストでの導入を実現。さらに狭いスペースや敷居、側溝を超える移動能力に加えて、自動再充電やバッテリー交換機能による24時間365日の連続稼働機能を搭載。自動運搬ロボット(AMR・AGV)に適用される国際安全規格「ISO3691-4」に準拠するなど信頼性の高さも兼ね備えています。
PUDU社はこれまで、飲食店などでの自動配膳を担うネコ型配膳ロボット「BellaBot」を展開してきた企業です。ガスト、しゃぶ葉、バーミヤン、サイゼリヤ、焼肉の和民、日高屋など国内導入実績も豊富に有しており、トップクラスの信頼性・知名度を誇るロボットとしても知られています。新型「PUDU T300」は日本での販売開始時期は現在調整中であるものの、すでにグローバル市場では既に販売を開始。導入後の反響に注目が集まっています。
参照PUDU、日本で展開中のネコ型配膳ロボット 「BellaBot工業用バージョン」 のグローバル販売を発表