AIカメラで悪質客引き注意、兵庫県とTOA株式会社が実証実験

画像:TOA株式会社より引用

セキュリティ機器専門メーカーのTOA株式会社は2024年5月14日、兵庫県と連携し、同社が手掛ける人工知能を搭載したAI街頭防犯カメラの実証実験を開始しました。

同社によると、実験は同県の商業区域である三宮北部地域にて、悪質な客引き行為への注意喚起をテーマに実施されます。TOA社のAI街頭防犯カメラは人流解析やデータ化機能が搭載しており、映像内の人数を分析したり一定数以上で客引き行為の禁止を訴える音源を放送するほか、マイク放送や巡視先からの音源再生にも対応。さらに解析した映像データから滞在人数の推移をグラフやデータをまとめ、客引きや通行者の行動変容の分析に活用することも可能です。

TOA社と兵庫県は2024年5月20日~2024年6月19日に、実験を行う予定です。実験を通して客引き行為防止対策としての有効性を検証するとともに、県民らにとって快適な環境の実現を目指すとしています。

参照兵庫県との連携によるAI防犯カメラを活用した実証実験について/TOA株式会社