画像:株式会社ヤマダホールディングスより引用
株式会社ヤマダホールディングスは2024年5月21日、ANAホールディングス系のスタートアップavatarin(アバターイン)株式会社と家電流通業界に特化した接客AIサービス創出を目指す、業務提携の締結に合意したと発表しました。
ヤマダホールディングスは国内外合計1万を超える拠点と、家電流通業界における豊富な接客スキル・ノウハウを有している企業です。一方、avatarin社は独自のAIロボティクスを活かし開発したAIロボット「newme(ニューミー)」を保有しています。ニューミーは、コミュニケーション用のタブレット画面を備えた可動ロボットで、遠隔操作やAI対応の他、収集した接客データを学習し、行動に反映する機能を備えています。
ヤマダホールディングスによると、業務提携は同社が持つ接客スキルをニューミーが学習し、生成AIを活用した多様な接客AIサービスを展開するというものです。具体的には、ニューミーを利用した遠隔操作による接客業務や、学習済AIによる店舗開発や人材育成への活用を計画しているとのこと。また、将来的にはAIサービス自体を小売事業に展開し、人手不足問題へのアプローチに用いる計画も明かされました。
参照ヤマダホールディングス × avatarin 家電流通業界に特化した AI ロボティクスサービス創出に向けた業務提携に合意