千葉県東庄町と一般社団法人国際ドローン協会は2024年4月16日、町内の中学校を対象にしたドローンによる通学路の見守り実証実験を開始しました。
両者によると、実験対象の中学校では週2回、生徒が一斉に下校します。下校時、教員は安全上の理由から自動車による巡回を行っていましたが、巡回に係る負担は大きく、労働時間の長大化が懸念されていました。
両者による実験は、車での巡回をドローンに置き換え、負担軽減を目指したものです。実験では指揮車に登場したパイロットが、ドローン2機を操り通学路を巡回。搭載したカメラの映像を教職員と共有し、必要に応じてスピーカーで生徒や通行人に呼び掛けるなど、有人巡回と変わらないコミュニケーション性を発揮しました。
実験を行った国際ドローン協会、教職員の働き方改革や事件事故の防止に期待感をコメントしています。
参照「ドローン×生徒の見守り×教職員の負担軽減」の実証実験をスタート/PR TIMES