2027年に自動運転レベル4実用化を目指す|いすゞ自動車

いすゞ自動車は2024年4月3日に公開した中期計画「ISUZU Transformation – Growth to 2030」にて公開した自動運転ロードマップにて、2027年まで自動運転技術を実用化する計画を明かしました。

同社が明かした自動運転ロードマップは、自動運転技術の実用化について、2024年~2027年に予定される取り組みを示したものです。同社は前中計期間で培った車両制御技術や商品性をベースにして、2024年4月以降に「技術・基礎的なサービスの作りこみ」、2026年以降に「パートナーと協働してモニター実証」、2027年以降に「日本・北米を皮切りに順次事業開始」を計画。期間において、技術分野・事業分野の双方において新たなパートナーを構築するほか、自動運転技術を活用した新たな専門組織を立ち上げる計画も明かしました。

同社が目指すのは自動運転レベル4に相当するトラック・バス事業です。同社は実用化に向け、自動運転やコネクテッド、カーボンニュートラルなどイノベーション事業に1兆円規模の投資を計画。2030年代には売上1兆円規模の事業を目指すと発表しています。

参照ISUZU Transformation – Growth to 2030(自動運転はP14)/いすゞ自動車