AIプロダクト会社の株式会社アプリズムは2024年3月20日、大阪府に本拠を置くプロサッカーチームセレッソ大阪と提携し、ヨドコウ桜スタジアムの入場ゲートに来場者属性収集AIカメラの実証実験を開始すると発表しました。

あるサービスに対するユーザーデータは、様々な用途に活用できる重要なマーケティングデータです。しかし、スタジアムの来場者情報の収集手段は、QRコードやネット販売など限られた方法しか存在せず、捉えきれない情報が課題となっていました。

同社ら設置するAIカメラ実験は、従来の課題を解決を目指し実施されます。具体的には、セレッソ大阪の試合が行われるヨドコウ桜スタジアムの入場ゲートにカメラを設置し、来場者の属性情報（性別・年代）を見える化するというもの。両社は以前も同様の実験を行いましたが、今回は検証結果を踏まえ精度向上を測っているとのこと。

両社は得られたデータを分析することにより、ホームゲーム運営を最適化やファン獲得を目指すとしています。

参照AIによる来場者分析の実証実験を実施します/株式会社アプリズム