生成AIソリューションのアンドドット株式会社は2024年3月11日、福岡市職員を対象にした法人向けマルチ生成AIプラットフォーム「QT-GenAI」生成AIの活用研修の中間報告を公表しました。
「QT-GenAI」とは、アンドドット株式会社が九電グループの株式会社QTnetと開発した生成型AI技術です。発生頻度の高い業務や作業をプロンプトを都度作成せずに済む「モード機能」と呼ばれる独自の機能を持ち、ユーザーの習熟度に依存しない確度の高い回答生成を得意としています。
アンドドット株式会社は「QT-GenAI」の高い精度をアピールしています。
同社が2024年2月に実施した中間アンケートによると、議事録の作成、文書の校正や添削、英語資料の作成、プレゼンテーション用のFAQ作成など市役所内の各業務において、約33%の業務削減効果や業務成果・品質向上を確認されたとのこと。文章作成など定形業務の多い市役所との相性の良さも浮き彫りとなった形です。
福岡市はAIやIoTなど先進技術を支援する「実証実験フルサポート事業」等を展開する、先進技術に前向きな自治体です。アントドット社は市との連携を深め、生成AIのさらなる利用を促進するとしています。
参照福岡市、生成Alの実証実験で平均33%の業務削減効果を実感/PRTIMES(アンドドット株式会社)

