三菱地所など、ヘリコプターを「空飛ぶクルマ」に見立て都心で実験

画像:東京都より引用

三菱地所株式会社、日本航空株式会社、兼松株式会社は2024月2月9日より、「空飛ぶクルマ」の実用化を目指し、東京都都市部にて実証実験を開始しました。

実験は、実用化のための第一歩として、ヘリコプターを使用した仮想的な内容で行われました。ヘリコプターをドローンに、ヘリポートを発着陸場に見立てて、東京丸の内の高層ビル~湾岸エリアを結ぶ約15分のルートを飛行するというもの。一般公募により集められたモニター協力のもとに行われ、上空から見える都心の景色などフィードバックを得たほか、騒音や風の影響、乗客の動線などを検証しました。

「空飛ぶクルマ」とは、垂直離陸(VTOL)型ドローンによる次世代交通手段です。世界中が競う技術で、日本も2025年開催予定の大阪・関西万博で国内初の商用運行を目指し開発に注力しています。

参照都内での空飛ぶクルマの社会実装を目指すプロジェクト

参照実験の様子/youtube