横浜市で4社が児童置き去り防止システム実証実験、補助金対象事業

画像:横浜市より引用

横浜市は2024年2月5日、横浜市発の官民オープンプラットフォーム「YOKOHAMA Hack!」にて、民間企業4社とICTを活用した子ども見守りサービスの開発のための協定を締結し、実証実験を開始すると明らかにしました。

保育園にとって子供の置き去りによる事故は常に注意を必要とするリスクです。しかし、現実に人間の目で完全にリスクをカバーすることは難しく、テクノロジーによる解決が求められるようになっています。横浜市はこうした課題を解決するため、株式会社アルファメディア、余白文化株式会社、株式会社フォーカスシステムズ、株式会社ワイイーシーソリューションズの4社とAIやIoTを活用したサービス開発協定を締結しました。

今回公表されたのは協定に基づき実施する各社の実証実験です。実験は保育園から公園に徒歩で移動する児童を技術により見守るというもの。各社BLE通信やGPSシステムを活用した位置情報通知システムを、2024年2月~2024年3月にかけ横浜市内の保育園にて試験導入。2024年4月以降の製品化を目指すとしています。

参照デジタルによる創発・共創のマッチングプラットフォーム「YOKOHAMA Hack!」 ICTを活用した子ども見守りサービス 保育所をフィールドに4製品の実証実験をスタート!