画像:豊橋市より引用
愛知県豊橋市にて2024年1月より、電動キックボードのワイヤレス充電を試みる実証実験が始まりました。
実験は豊橋市にある豊橋技術科学大学発のベンチャー企業、株式会社パワーウェーブが開発した次世代給電システムによるものです。同システムは送電機能を持つ板状の充電媒体で、キックボードに搭載された受電装置に高周波を応用した電気を送り、ワイヤレスによる充電を可能にしています。指定の枠内に置くだけで充電することができるため、ケーブルの接続やバッテリーパックの交換など従来の方法より、手間がかからないなどのメリットが期待されます。
実験は2024年1月13日~2024年2月12日の期間中、豊橋駅南口広場など市内4箇所にて実施されます。提供されるのはワイヤレス給電機能付キックボード5台を含む合計10台。電動キックボード向けアプリ「LUUP」を導入しルールを学習することで利用できます(有料)。
豊橋市は実験を通して、市民が電動キックボードを利用してまちなかを移動する様子を観察。市街地の回遊性向上などを目的に、実用化への可能性を探るとしています。
参照ワイヤレス給電を活用した 電動キックボードの実証実験を行います