画像:株式会社リビングロボットより引用
株式会社リビングロボット(本社:福島県伊達市)は2024年1月25日、同社開発の高齢者生活サポート用のパートナーロボット「見守りウィーゴ」による実証実験を、台湾の介護施設で開始しました。海外での実証実験はこれが初めてです。
「見守りウィーゴ」は、コミュニケーションを通じたサポート機能を持ち、登録されたスケジュールに従い体操や薬の飲み忘れを確認することができます。また、エンターテイメントやおしゃべり機能を通じて高齢者とのコミュニケーションを促進し、彼らの日常生活自立度(ADL)と生活の質(QOL)の向上を目指しています。
今回の実証実験は、新台北市にある介護施設、北投稲香日照中心で行われます。この施設は、障害者や認知症の高齢者に対し、スマートテクノロジーを積極的に導入し、きめ細かなケアサービスを提供しています。ウィーゴの導入により、介護者の負担軽減と高齢者の健康的な生活サポートをさらに強化することが期待されます。
実証実験は、2023年12月末から2024年3月下旬までの予定です。ウィーゴは、Lark Japan株式会社と連携したスケジュール機能も活用し、患者の日常生活に合わせて声かけや体操の支援を行います。
参照【プレスリリース】高齢者の生活サポートロボット「見守りウィーゴ」の可能性を台湾の介護施設で広げる

