画像:北九州市より引用
北九州市は2024年1月19日、福岡県北九州市の八幡で行われる、人工知能による交通量調査実証実験をサポートすると発表しました。
AI交通調査は、産学官による北九州市の先端技術・サービスの実証支援「東田・未来都市プロジェクト」の一環として、福岡市のまちづくりDXスタートアップ企業の62Complex株式会社が実施するものです。内容は八幡エリアの交差点にセンサーとカメラを設置し、映像をAIが処理することで、交通量を調査するというものです。
従来、交通量調査は人の手により行われてきました。しかし、人間による調査では人件費がかさむうえに、精度が安定しないなどの課題がありました。人工知能は安価なコストで24時間稼働し、長期間に渡るリアルタイム計測も可能など、人と比べて優れた作業品質を期待できます。
政府による交通量調査は、交通政策や温室効果ガスの削減など様々な社会的課題に活用されます。北九州市も「自治体の交通政策への反映なども期待されます」としています。