画像:豊田市より引用
国土交通省が採択の自動運転機能を備えたバスの運行実験が、愛知県豊田市でいよいよ開始を迎えます。
実験は豊田市や豊田都市交通研究所などが主体となり、先進モビリティ株式会社が提供する自動運転車を、豊栄交通株式会社が運行するというものです。採択されたのは中国BYD社が開発している15人定員のEV自動運転車両で、レーザーを照射し障害物を認識する「LiDAR(ライダー)」や人や道路、信号などを認識するためのカメラを多数搭載。さらに見通しの悪いエリアに路車協調のためのセンサーを設置し、車や人、信号の切り替え情報などを車両に伝達し走行するとしています。
実験は豊田市の中心地にあたる豊田市福祉センター~豊田市駅西口間で、2023年12月28日まで無料で行われる予定です。実験はドライバー搭乗によるレベル2環境で行うとのこと。将来的には特定の条件で走行できるレベル4での運行を目指すとしています。
参照自動運転の社会実装に向けた豊田市の実証実験が国土交通省の補助事業及び実証事業に採択されました

