画像:BOLDLY 株式会社より引用
ソフトバンク子会社のBOLDLY株式会社は2023年11月15日、福岡市や九州大学などが構成する「FUKUOKA Smart EAST モビリティ推進コンソーシアム」が実施するレベル4 対応の自動運転 EV「MiCa(ミカ)」の実証運行に協力すると明らかにしました。
ミカは北欧エストニア共和国のAuve Tech社が開発するEV自動運転車両です。車外には多数の認識用デバイスが搭載されており、自動運転レベル4相当の走行が可能とのこと。BOLDLY社はミカの開発過程からが日本の保安基準など公道走行に求められる戦略や仕様の検討・再設計に参画しており2023年10月にはナンバープレートを取得・公道走行が可能となりました。
BOLDLY社によると、実験は2023年11月22日~2023年12月3日にかけ、福岡市JR箱崎駅周辺の公道で実施される予定です。走行ルートは片道約1.8kmで、域内の医療や商業施設、公園など合計8箇所で停車予定。1日12便運行が予定されています。同社は実験から得られた走行検証データを分析し、将来的な定常運行を見据え課題を洗い出す方針です。
参照国内初、公道において自動運転レベル 4 対応の自動運転 EV「MiCa」を実証運行
参照Auve Techと連携して開発した日本市場向け自動運転EV「MiCa」がナンバープレートを取得