画像:上越妙高タウン情報より引用
第三セクターのえちごトキめき鉄道株式会社は2023年11月21日、同社が運行するえちごトキめき鉄道の鉄道設備をドローンによって点検する実証実験を開始しました。
実験はえちごトキめき鉄道協力のもと、国土交通省と航空システム開発を行う株式会社トラジェクトリーが実施しています。内容はドローンがレールの上を飛行して各種設備の保守に必要な点検するというもの。点検事項はレールだけでなく、架線のほか踏切バーの状態など多岐にわたる予定です。
従来、鉄道の保守に必要な点検業務は全て人が現地に赴き実施していました。当然作業時間や点検コストのほか、作業中の事故などの課題がありましたが、ドローンによる代替で低減できるものと期待されています。なお、同社は約2年後に一部路線で正式運用を行う予定も立てています。