荷物を運ぶロボや動く太陽光パネルなど…大成建設と岡崎市が実験

画像:大成建設株式会社より引用

大成建設株式会社と岡崎市は2023年11月4日、都市単位の脱炭素構造ゼロカーボンシティの実現を目的とした複数の先進技術による実証実験を開始しました。

実験は両者が2022年11月に締結した協定「魅力的なまちづくり推進のための包括連携協定」に基づくものです。大成建設と素材メーカーのカネカ社が共同開発した可搬する太陽光発電パネル「T-Green®Multi Solar」やユーザーに従い荷物を運ぶ追従型ロボット「SUPPOT」、カーボンリサイクルにより製造されたコンクリート「T-eConcrete®」によるベンチなど、複数のロボットが投入されました。

実験は2023年11月4日~2023年11月5日にかけ、岡崎市の都市部に位置する、岡崎シビコ西側広場の一部エリアにて行われました。両者は実験中、携帯アプリなどを活用した幸福度(ウェルビーイング)の検証も実施。得られた成果を元に改良を進める見通しです。

参照大成建設と岡崎市が先進技術を活用した共創事業第二弾を実施