画像:Amazonより引用
Amazonは2023年10月18日、同社メディアにて人型で人間と同じスペースで倉庫業務をこなすことができる新型ロボットDigitの導入検討を発表しました。
情報によると、Digitはアマゾン社が出資するAgility Robotics社が開発した二足歩行ロボットです。人間のような体形に人間のような両眼を備え、倉庫の隅々まで移動しながら物を掴んで扱うことできるとのこと。また、Digitは人と協力しながら人と同じ環境での作業に対応するなど汎用性が高く、従来のロボットのような、例えば「ロボットスペース」に限られない性能を誇っています。
Amazonによると、同社は初期のDigit実証実験として「トート(物流業界で多様される容器)」のリサイクルを検討しています。空のトートを回収し移動する作業は単純であるものの時間を要するため、従業員の負担となっていました。同社はこれをDigitに代替させることで、従業員の負担を軽減する計画とのこと。もちろん、同社は実験の成果を踏まえ、さらなる対応業務の拡大も検討するものと見られます。