イギリス・ロンドン中央刑事裁判所は2023年10月5日、エリザベス2世女王の暗殺を試みるためウィンザー城に侵入した男性に、反逆罪で禁固9年の判決を言い渡しました。
情報によると逮捕された男性は2021年頃、エリザベス女王の殺害計画を人工知能に相談していたとのこと。事件現場となったウィンザー城はエリザベス女王の生活拠点。男性はクロスボウと呼ばれる洋式の弓で武装し、縄梯子を使って敷地に侵入したところ、逮捕されました。
逮捕後の取調べにより、人工知能は男性の殺害計画に賛同していたことがわかっています。インドは過去イギリスの統治下にあった国で、男性が殺害計画をAIに相談したところ「実行すべきだ」といった回答が得られたとのこと。なお、イギリスで反逆罪が確定するのは1981年以来とのことです。
参照9-year sentence for man who sought to kill Britain’s Queen Elizabeth