森永乳業は2023年9月20日、同社が開催した発表会にて、料理研究家・平野レミ氏をモデルにした「AI平野レミロイド」を公開しました。
同社によると、AI平野レミロイドは従来人間が担ってきた商談や営業などのプロモーション行動を想定して作られているとのこと。会話システムはOpenAIのChatGPTが基盤で、ビジュアルや音声は3DデータとAI合成音声技術「CoeFont」により作られています。
同社はAI平野レミロイドを新製品のモッツァレラチーズ『クラフトフレッシュバジルモッツァレラ』のプロモーションに試用するとしています。開発の背景には少子高齢化による人手不足問題が影響しており、将来的には試食会や商談の場での活用を模索するとのこと。
発表会には、平野レミ氏本人も登場。AIの完成度に驚きを見せつつ「すごい時代になりましたよね」とコメントしました。
参照日本初!ChatGPT利用の“AI平野レミロイド”誕生 営業・商談をロボットが担う時代を見据え開発