行動認識AIで警備システム、「違和感」抽出する実証実験

画像:株式会社アジラより引用

人工知能によるAI警備開発を手がける株式会社アジラは2023年8月、グローブシップ株式会社が管理するビルにて、次世代AI警備システム「AI Security asilla」の実証実験を開始しました。

説明によると、AI Security asillaは世界トップクラスの行動認識技術を取り入れたAI警備システムです。単純なセンサーカメラと異なり「違和感」の認識が可能であり、普段の行動には反応せず、通常予期しない行動のみを検出することが可能とのこと。既設カメラのAI化にも対応しており、初期コスト負担ゼロで24時間365日でのモニタリングを可能にしています。

同社は実験の背景についてオフィスビルでのセキュリティ確保を挙げています。

実験企業グローブシップ株式会社のビルは日々、多くの利用者や来訪者が出入りする環境とのこと。セキュリティに対するニーズは強く、警備の高度化やビル施設運営の効率化を目指し実験が決定。実験は2023年8月から約3か月間、合計9台のカメラにて実施がはじまりました。

参照次世代AI警備システム『AI Security asilla』グローブシップ株式会社の管理ビルにて実証実験を開始