画像:ENECHANGE株式会社より引用
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社は2023年8月23日、マサチューセッツ工科大学発の企業WiTricity(ワイトリシティ)と協力し、実験を通してBEV(Battery Electric Vehicle)のワイヤレス充電ソリューションの導入を検討すると明らかにしました。
エネチェンジ社によると、地上に充電パッドにEV車両が接近すると、受信コイルへ無線で電力を送信するという仕組みです。中核技術にはWiTricityのワイヤレス充電技術は磁気共鳴技術が用いられ、ワイヤレス充電はもとより、高効率な電力転送やバス・トラックなど乗用車とは車高の異なる車両への充電にも対応しているとのこと。さらに許容範囲があり、ドライバーは充電パッドに正確に寄せなくても使用できます。
エネチェンジは現在、日本最大の普通充電(6kW)ネットワークを有している企業です。同社は2027年までに国内で3万台のEV普通充電器の設置を目標に掲げていますが、にユーザーの利便性を向上するため、ワイヤレス充電の導入も検討するとのことです。
参照エネチェンジ、EV向けワイヤレス充電の実証実験を開始の意向を表明

