IoT搭載のスマート水道メーター、前橋市で実証実験

前橋市はこのほど、インターネット通信により遠隔自動検針を可能にしたスマート水道メーターの実証実験を開始すると明らかにしました。

前橋市ではこれまで、水道使用量や料金を確認するため、検針員が契約各戸に直接訪問していました。今回実験するスマート水道メーターは携帯電話会社の通信網を利用して、水道メーターの情報を基地局経由でデータセンターに送信するというもの。現地での検針を行うことなく、リアルタイムでのメーター確認が可能となります。

実験現場は市の富士見町エリアです。該当地区は降雪量が多く検針員の負担が大きく、スマート水道メーターとの相性が良い電子隔測メーターが設置されているため、利便性とコストの両面に優れているとの判断です。

前橋市によると、実験は2023年12月~2025年3月末を予定しています。

参照前橋市、スマート水道メーターで自動検針 12月から実証