画像:ダイワ通信株式会社より引用
ダイワ通信株式会社は2023年8月16日、フィットネスクラブを運営する株式会社エイムと共同で、プールでのインシデントを抑止するための人工知能搭載システム「Face Discovery」の開発に着手すると明らかにしました。
ダイワ通信によると、Face Discoveryは防犯カメラ・顔認証端末と AI 画像解析システムを組み合わせたシステムです。実験会場となるフィットネスクラブの入口でユーザーの顔認証を実施したのち、プール付近に設置された監視カメラの映像を通してAIが画像を解析。認証したユーザーの姿が一定時間確認されない場合、監視員に通知を行うというものです。
ダイワ通信は開発の背景について、昨今報道で注目を集める、プールでの水難事故を挙げています。温暖化(沸騰化)の影響でプールのニーズは高まるものと見られますが、人件費高騰により監視業務の充実が課題となることが予測されます。同社はFace Discoveryを監視業務のサポート的な位置での運用を行うとしています。
参照顔認証と AI で溺れた人を検知するシステム「Face Discovery」の開発着手に関するお知らせ ~ 株式会社エイムとの共同プロジェクト ~