電源供給が困難でも設置可能、YE DIGITALのスマートバス停実証実験

画像:株式会社YE DIGITALより引用

株式会社YE DIGITALは2023年8月3日、同社が開発・提供するデジタルサーネイジ式の新型バス停「スマートバス停」の実用性を検証するため、京成バス株式会社とともに市川市・本八幡駅高速バス乗り場に設置すると明らかにしました。

YE DIGITAL社によると、同社のスマートバス停はクラウドネットワーク接続に対応しており、デジタルサーネイジに時刻表やお知らせ事項のほか、観光情報や広告媒体もリアルタイム表示が可能とのこと。さらに乾電池駆動であるため電源供給が困難な場所にも設置でき、設置公示も約30分で完了するなど普及面に優れています。

YE DIGITAL社は京成バス営業所の近くで膨大な人が利用する、本八幡駅1番のりばに設置する予定です。検証機関は2023年8月~約3カ月間で、視認性や機能面の精度を検証する予定とのこと。京成バスでは、コロナ禍明けから高速バス利用者が増加傾向にあり、停留所の情報更新に人手を要していました。今回の実験を通して、スマートバス停導入によるバス事業者の負担軽減を検証するとのことです。

参照京成バス、「スマートバス停」導入をめざして実用性を検証開始