伊勢崎市、駅前広場ロボット芝刈り機の実証実験

画像:伊勢崎市より引用

伊勢崎市は2023年7月28日、伊勢崎市造園協会の協力のもと、伊勢崎市南口駅前広場の公園にてロボット芝刈り機による実証実験を開始しました。

実験場となる伊勢崎市南口駅前広場は駅前でありながら1,567㎡の広大な敷地です。これまでは年数回の除草剤散布や芝刈りの業務委託が必要でしたが、維持管理に費やす負担も大きく、効率化が求められていました。

伊勢崎市が投入したのは典国ハスクバーナ社の Automower(オートモア)と呼ばれる機体です。遠隔操作に対応し無人芝刈りが可能。伊勢崎市ではオートモアが域外を出ないよう周囲を専用ワイヤーで囲い自動芝刈りを実施。機体上部には市の公式キャラクター「くわまる」が乗り込みました。

伊勢崎市都市計画部公園緑地課によると芝刈り機は公表時点で、概ね順調に動作しています。小さな子供が止めてしまうなど対応を必要とするシーンもありますが、機械的な不具合はないとのこと。実験は2023年10月31日まで続ける予定で、確認された課題も今後方策を検討するとしています。

参照ロボット芝刈り機による社会実証実験

実施状況は市の都市計画部公園緑地課に取材し確認したものです。同課によると芝刈り機は順調に動作しているものの、子供が止めてしまう場合などがあるそうです。入札の場合IT会社等の委託参入が考えられそうです