画像:JAXA宇宙探査イノベーションハブより引用
JAXA(宇宙航空研究開発機構)と東京大学など複数大学は2023年7月6日、神奈川県相模原市にあるJAXA実験棟内にて、将来の月面基地建設計画に投入予定の小型ロボットの実証実験を公開しました。
JAXAなどが公開したロボットは、いずれも月面着陸後の任務を想定したものです。慶応大などが開発したロボットは、砂礫に覆われた実験フィールドで土の固さなどを自動で調査。効率的に地面を平らにならす様子を公開。また、九州工大などが開発したロボットは車輪破損時も方法を変えて行動する様子を披露しました。
JAXAなどによると、ロボットは日本の大型研究開発計画「ムーンショット」の一環として取り組むものです。JAXAなどは2025年までに月面基地の建設に活用できるロボットの完成を目指しており、それぞれ連携にも対応するよう開発を進めるとのこと。
先進国では宇宙開発の注目度も高まっており競争が激化するものと見られます。

