デジタル庁は2023年6月27日、コンビニ各社が加盟する業界団体「日本フランチャイズチェーン協会」とともに、マイナンバーを活用したセルフレジ年齢認証に向けた実証実験を開始すると明らかにしました。
コンビニには酒類やタバコの販売を行う店舗もありますが、セルフレジでは十分に確認できないため、店舗側がコストをかけレジを改修するという欠点がありました。実験は開発した専用アプリを介して年齢確認を行うことで、ユーザーがレジにマイナンバーカードをかざすだけで購入可能になる仕組みを目指したもので、店舗側も改修にコストをかけず導入することが可能です。
デジタル庁が明らかにしたところによると、実験はマイナンバーカードの利便性を高め、日常的な利用機会を創出に向けた試みです。実験は年度中に開始される予定で、結果を踏まえて今後の展開を決めるとのことです。

