三豊市、チャットGPT活用したゴミ出し案内役実証実験

画像:三豊市より引用

香川県三豊市は2023年5月より、OpneAI社の生成AI「ChatGPT」を利用したゴミ出し案内サポートサービスの実証実験を開始しました。

「ChatGPT」は大規模データベースによる一般言語処理に長けた汎用性の高いAIです。APIではプロンプトを利用することにより「〇〇になりきって」、「〇〇のアシスタント」など特定のロールを模した動きもできるほか、特定のデータベースを参照し回答するなども可能です。

三豊市は今回、ChatGPTが市のゴミ出しルールやサービスの案内役を担う実証実験をしています。

筆者が粗大ごみを話題にしたところ、「最長の辺が50cm以上のもの」、「有料で処分する必要がある」、「持込期間は毎月11日から20日」など概ね市のルールに合致した情報が得られました。さらに持込処分において「感染症対策でマスクが必要」など、情勢に合わせた情報も。一方、マスクについて詳しく質問したところ、混乱を招きかねない回答もありました。

サービスは該当ページにアクセスすることで、誰でも利用可能です。三豊市によると、学習中であり完全な回答はできないとのことですが、情報の精度はおおむね高く正式サービス化が期待されます。

参照チャットGPTを利用した「ごみ出し案内」の実証実験中です