「ChatGPT」を市民サービスに、枚方市が実証実験

画像:枚方市より引用

大阪府枚方市は2023年4月26日、市民サービス向けのF&QにジェネレーティブAI「ChatGPT」を取り入れる実証実験を開始すると発表しました。

「ChatGPT」はOpenAI社が開発しMicrosoft社などが展開している対話型AIです。学習モデルの完成度に加えて日本語会話能力も高く、英語以外のプロンプトにも柔軟に対応することから、他の対話型AIとは一線を画した地位を確立しています。

枚方市では2023年5月1日より、「ChatGPT」を取り入れた市民対応業務を開始しています。主な用途はウェブサイトやコールセンターでの想定問答での運用で、既存のサービスよりも迅速に対応できるほか、一覧表示などにおいてより視覚的にわかりやすい案内を提供できる可能性があるとのこと。

当然ながら、「ChatGPT」を取り入れた市民サービスは全国初の事例であり、検証結果によっては本格導入も検討予定とのことです。

参照FAQなどの自動生成をChatGPT で市民サービス向上に向け全国初の実証実験