画像:東日本旅客鉄道株式会社より引用
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は2023年4月26日、エネオスやYKK,日本板硝子株式会社(NSG)とともに、同社高輪ゲートウェイ駅にて太陽光で発電する「太陽光窓」を設置する実証実験を行うと明らかにしました。
実験対象となるのはエネオスが出資しNSGが共同開発をしている米ユビキタスエナジー社の太陽光窓「UE Power™」です。同社によるとUE Powerは従来の窓と同等の透明度を持ちながら遮熱性や断熱性に優れるなど高い品質を有しています。先だって屋外で実施した実験においては、想定通りの発電量・省エネ効果が確認されました。
同社らは今回、高輪ゲートウェイ駅構内の東側の窓の内側UE Powerを設置し、屋内使用時の発電効率を検証する検証する計画です。対象期間は2023年5月~2023年7月が予定され、性能確認とともに太陽光窓の認知度向上を狙うとのこと。
UE Powerは従来のパネルと違い窓にも設置できることから、都市部に人口が集中する日本型社会での活躍も期待されています。
参照高輪ゲートウェイ駅構内における透明太陽光発電窓パネルを使用した実証実験の開始について