画像:株式会社T2より引用
自動運転ベンチャーと商社の合弁会社である株式会社T2は2023年4月14日、千葉エリアの高速道路で、自動運転トラックの走行実験に成功したと明らかにしました。
日本は道路交通法の改正により、ドライバーなしでAIが走行する「レベル4」の車両走行が解禁されています。同社は2025年にレベル4のトラック開発を目指しており、周辺環境や障害物を認識する各種センサーを搭載した車両を開発。実験ではドライバー搭乗のうえでAIによる千葉エリアの高速道路・東関東自動車道谷津船橋IC〜湾岸習志野IC間にて、自律走行に成功しました。
日本国内では小型車両においてベル4相当の車両も開発されています。しかしながら、大型トラックは車体が大きいため制御が難しく、安全性が課題となっています。トラックの自動運転化は、荷物の増加や人手不足の問題から需要が強く、同社は今後も開発を重ね安全性の向上を目指し、社会実装を目指すものと見られます。