画像:長瀬産業株式会社より引用
長瀬産業株式会社は2023年4月10日、関西空港にて遠隔管制システムを利用した自律運転けん引車「TractEasy」の実証実験の開始を明らかにしました。
実験に投入する車両はフランス・EasyMile社製の自律運転けん引車「TractEasy」にパナソニックホールディングスが開発する遠隔管制システム「X-Area Remote」を搭載したものです。システムによりドライバーを必要としないフルリモート環境を構築されており、実験は関西空港エアロプラザビルにあるPeach Aviation 株式会社協力のもと同社オフィスにて遠隔操作で行われるとのこと。
長瀬産業株式会社は関西空港構内において航空機の動力供給機材や地上作業における安全性や走行能力、遠隔操作・監視システムの操作性や実用性を検証するとしています。実験は2023年4月3日~2023年4月13日にかけ行われる予定です。
なお、同社は将来的に自律走行プラットフォームの社会実装により、人手不足や作業効率化を課題とする様々な業界へのアプローチを目指しています。
参照遠隔管制システムを搭載した自律運転けん引車「TractEasy」空港の地上作業における機材運搬実証を実施

