画像:JR西日本より引用
西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は2023年4月12日、同社が2050年に掲げるCO2排出量実質ゼロを目指すため、燃料電池列車の導入や総合水素ステーションの建設を検討する計画を明らかにしました。
JR西日本によると、同社の列車は現在、約450車両がディーゼルエンジンで動いています。同社はこれを水素の化学反応により発電する燃料電池を搭載した列車に置き換えることで、CO2の削減を目指すとのこと。2030年の導入が計画されています。
同社はまた、姫路市にある姫路貨物駅に総合水素ステーションを設置する計画も明かしました。船で輸入した液化水素を受け入れ、列車やバス、トラックにフォークリフトなど各車両への供給も想定しているとのこと。
同社はグループ全体でのCO2排出を実質ゼロにする計画で、実現に向け、県内の自治体との協議するとのことです。
参照鉄道アセット活用による水素利活用の検討開始について~環境長期目標「JR 西日本グループゼロカーボン 2050」の達成に向けて