画像:イオン株式会社より引用
イオン株式会社は2023年4月4日、人工知能やロボットを駆使した次世代型オンラインマーケット「Green Beans(グリーンビーンズ)」を発表しました。
グリーンビーンズはイオン社が2021年にイギリスのオカド社と提携し、オカド社の技術を盛り込んで構築した顧客フルフィルメントセンター(千葉県千葉市)を物流拠点として展開するマーケットです。ターゲット層は都市部に居住する若者で、最先端のオペレーションやロジスティクス、ユーザーインターフェースにより高い顧客体験を目指しています。
同社はグリーンビーンズにおいて、オカド社が持つロボットやAI技術を駆使し、物流業務の効率化を計画しています。同社によると、拠点では多数のロボットが稼働しており6分間に50品目をピッキング可能とのこと。時間管理や温度管理も徹底しており、専任スタッフが質の高い配送サービスを提供することで、配達後1週間の鮮度を保証する「1週間鮮度保証サービス」を可能にしているとのこと。購入履歴に基づき人工知能が数秒でカートに必要な商品を追加する「スマートカート機能」も披露しました。
なお、同社はグリーンビーンズの1年後について、イオンネットスーパーを超える約5万点の品揃えを予定していると発表。食品やベビー用品、ペット用品、医薬品などのほか、オーガニック、ビーガンなど実店舗にはない豊富な選択肢にもスポットを当てるとしています。
参照イオンのオンラインマーケット「Green Beans」2023 年夏始動