画像:東芝インフラシステムズ株式会社より引用
東芝インフラシステムズ株式会社は2023年3月6日、放送データを分析・予測し、ビジネス活用できるレポートを提供するサービス「放送データ□バンク」構想の実証実験を開始すると明らかにしました。
テレビなど報道メディアには社会的な影響力があり、対象となった商品、エリア、サービスなどにも大きな影響を与えます。しかし、これまで放送データによる影響を数値化したものはなく、ビジネス効果としての実証は為されませんでした。
同社の「放送データ□バンク」構想は、こうしたブラックボックス状態の放送データの数的な活用を目指したサービスです。
具体的には放送局協力のもと、テレビ番組で報道された商品やサービスに関する放送データをレポートにまとめ、小売事業者に提供。データを活用した小売事業者から、オペレーションや売上効果に関する情報を受け取り、放送データの効果を検証するという流れです。なお、今回は初期段階の実験であり、手動・自動でそれぞれ放送データを作成し、自動化の精度を高める計画とのこと。
同社は最終的に放送データを中心としたエコシステムの確立を目指しています。
放送データを自動でメタ化・蓄積・分析し、各業界・業種に提供することで、課題解決や機会創出・拡大の実現などへの活用を目指す方針です。
参照放送データ☐*1バンクを活用した実証実験の開始について~放送機器事業におけるDXの取り組み~

