画像:つくば市より引用
茨城県つくば市は2023年2月13日までに、つくばスマートシティ協議会が提唱する「つくば医療MaaS」の実現に向け、パーソナルタイプのモビリティによる自動運転実証実験を行いました。
「つくば医療MaaS」とは、人工知能やモビリティを駆使して、医療機関までの安全安心+快適な交通手段を提供するというサービスです。高齢者や障害者を対象にしたサービスで、これまでAIを活用したデマンドタクシーや院内移動のモビリティ化などの実証実験を検討してきました。
今回の実証実験は屋外におけるモビリティ実験という、従来より一歩進踏み込んだ内容です。つくば市によると、実験は一人乗り用の車いす型、二人乗り用のゴルフカート型のモビリティを使用して、つくば駅前から商業施設のトリナエクレオやつくばカピオ、図書館などへの移動実験を行ったとのこと。2023年2月9日からは一般試乗も行っています。
なお、協議会は収集したデータを元に実用化を目指す方針です。「つくば医療MaaS」は医療機関への交通確保であり、2024年度中をめどに、筑波大付属病院や筑波メディカルセンター病院への通院で実用化する狙いを掲げています。