AIデザインで売上が計画比1.5倍増!株式会社プラグが発表

画像:株式会社プラグより引用

パッケージデザイン開発などを手がける株式会社プラグはこのほど、同社が提供する人工知能パッケージデザイン評価サービス「パッケージデザインAI」が味の素株式会社の「マッケンチーズ」に採用され、企画比150%の売上増を記録したと明らかにしました。

パッケージデザインAIとは、約1,000万人もの消費者調査データを学習した人工知能データで、デザインしたパッケージが消費者にどのように評価されるか、評価をもとに1時間で約1,000案もの膨大な提案を可能にしたソフトウェアです。

プラグ社によると、味の素社では候補となる9案をAIで2案に絞り込んだのち、AIに好感度やイメージワードの評価させ最終的なデザインを決定したとのこと。味の素社では従来、数カ月の時間と数百万円の予算を投じてきただけに、AIデザインが大幅なコストカットを実現したものと見られます。

味の素社は公表時点で「マッケンチーズ」の売上について、計画比150%と評価しています。さらに2022年度は当初計画の110%、前年比250%を見込むと発表。AIパッケージへの期待の高さが伺えます。

参照味の素㈱「マッケンチーズ」の売上が計画比1.5倍に!デザインを瞬時に評価するAIがパッケージ開発に寄与

参照味の素が「売れるパッケージ」をAIと選定 計画比1.5倍の成果