自動運転の夏、各自治体が一般参加可能な実証実験を続々発表

画像:太地町より引用

自動運転技術を活用した実証実験が全国各地で進んでいます。

和歌山県太地町は2022年8月1日より、自動運転機能を搭載した電動カートの公道実証実験を開始しました。太地町によると、電動カートは道路に埋め込まれた誘導線に従って走行するタイプの車両で、ドライバー搭乗のもと時速12km程度で町内を巡回する予定とのこと。

町によると、カートは2022年8月1日~2022年9月30日にかけ走行予定で、住民ならだれでも体験可能です。町は2022年11月にも本格導入する見通しを示しており、高齢者の新たな交通機会として、期待が寄せられています。

静岡・掛川市でも実証実験

静岡県掛川市でも、2022年8月1日より自動運転車両の実証実験がスタートします。

掛川市が導入する車両はセンサーやレーダーを搭載した完全な自動運転型の車両です。ドライバーは搭乗しますが、緊急時を除きハンドルを操作することはなく、車両自体が走行制御を行うとのこと。実験期間は2022年8月1日~2022年8月7日にかけ行う予定で、一部期間は予約による一般搭乗にも対応します。

掛川市はスマートシティを目指しており、今回の実験もその一貫として実施するもの。同市はまず、自動運転技術と市内の交通環境がどのようにフィットするか検証したいとしています。

参照自動運転サービス料金及び予約不要でご利用いただけます/太地町

参照自動運転車両を使用した実証実験の目的/掛川市