画像:ラピュタロボティクス株式会社より引用
AIロボットソリューションのラピュタロボティクス株式会社は2022年7月、同社が開発するAMR技術を搭載したピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」のプライベートデモ会を静岡県にて開催すると明らかにしました。(2022年7月21日・22日)
「ラピュタPA-AMR」はクラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」をベースに複数の人工知能を制御する「群制御AI」で制御されたピッキングアシストロボットです。群制御AIによる管制を受けるため、複数台導入した場合もお互いに阻害し合うことなく、相互に連携した活動が可能となります。
同社によると、デモ会では合計4台の「ラピュタPA-AMR」が同時に稼働する見通し。物流業界などにおいて、人や機械の作業内容を妨げずに効率的なルートを算出。作業員に対する的確な指示出しが期待されます。
導線なしで活動可能!AMR技術を搭載
「ラピュタPA-AMR」はAMR(Autonomous Mobile Robot)と呼ばれる技術仕様で自律行動するロボットです。
従来、倉庫作業を担ってきたロボットは行動範囲を指定するため、現場に磁気テープなどの導線を設置する必要がありました。しかし、「ラピュタPA-AMR」に搭載されるAMRは導線設置なしでも自律的な走行が可能であるため、より柔軟性が期待されるとのこと。
既に佐川グローバルロジスティクスや日本通運、京葉流通倉庫などで多数の導入実績も有し、好意的な反応を得ています。今回のデモ会もかなりの注目を集めるものと見られます。
参照7/21・22 静岡で初の「ラピュタPA-AMR」プライベートデモ会を開催いたします。