迫るCES2022、WHILL株式会社のモデルFがアワード受賞

画像:WHILL株式会社より引用

電動モビリティのWHILL株式会社はこのほど、同社が2021年11月1日にリリースした新型電動車いす「WHILLモデルF」が米国CTAの「Best of Innovation Award(Accessibility部門)」を受賞したと明らかにしました。

CTAは国際家電見本市「CES 2022」の主催団体で、WHILL株式会社によると受賞製品である「WHILLモデルF」はCES 2022の受賞製品限定ブースにて展示される予定です。Best of Innovation Awardには約1,800製品がノミネートされ15社の製品が受賞しましたが、日本企業としてはWHILL株式会社が唯一の受賞企業となりました。

WHILL株式会社は受賞決定に伴い「WHILLモデルF」についてコメントを発しています。これによると、同社はWHILLモデルFのグローバル展開を計画しており、今後はユーザー向けアプリや導入施設側が管理できるシステムなどソフト面も強化する予定とのこと。受賞はグローバル展開を計画する現状において、市場投入の追い風となると発しました。

折りたたみ可能な電動車いす「WHILLモデルF」

受賞製品の「WHILLモデルF」の最大の特徴は電動でありながら折りたたみに対応している点です。

電動車いすは移動負担が少なく、介助者はもちろん使用者一人での移動においても使いやすいモビリティです。しかし、従来のものは折りたたみできなかったため、バスやタクシーへの持ち込みが困難でした。

ところが「WHILLモデルF」は折り畳み可能でさらに小型なため、収納スペースを気にせず移動しやすい長所を持ちます。また、小型でありながら耐荷重や走行距離は十分なスペックを持っているため屋内から屋外まで幅広く使用しやすく、利便性の向上が期待されている製品です。

参照(メディア掲載情報)「WHILL Model F、CES2022 Best of Innovation Award受賞」について多くのメディアで取り上げられました!